QTモバイルへの乗り換え(MNP)やAPN設定などまるごと解説

QTモバイルは、九州電力グループの通信会社QTnetが運営しており、3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)すべてに対応しています。QTモバイルに乗り換える前に知っておきたいMNPやAPN設定方法などをまるごと解説します。



QTモバイルの音声SIM料金プランの内訳

ドコモとauの料金プランは同額提供ですが、ソフトバンクだけ違います。

Dタイプ/Aタイプ利用開始月から6ヶ月目までそれ以降
1GB890円1,450円
3GB990円1,550円
6GB1,690円2,250円
10GB2,940円3,500円
20GB4,690円4,900円
10GB6,690円6,900円
Sタイプ利用開始月から6ヶ月目までそれ以降
1GB1,140円1,700円
3GB1,240円1,800円
6GB1,940円2,500円
10GB2,690円3,250円
20GB4,890円5,100円
10GB6,890円7,100円

QTモバイルのソフトバンク系SIMを使えるのはiPhoneのみです。

ソフトバンクのAndroid端末はSIMロック解除後、ドコモ回線かau回線を申し込んでください。

Dタイプの音声SIMには12ヶ月間の最低利用期間がある

Dタイプは利用開始月を含む12ヵ月間です。契約期間内の解約は(12ヵ月-利用開始月を0ヵ月とした利用月数)×1,000円の契約解除料がかかります。

AタイプとSタイプには最低利用期間はないがMNP転出は注意

AタイプやSタイプの最低利用期間はなく、契約をやめるだけなら契約解除料もかかりません。

しかし、利用開始月を含む13ヶ月以内にMNP転出すると契約解除料9,500円かかります。

余ったデータ容量は翌月に繰り越しできる

当月中に使い切れなくて余ってしまったデータ容量と契約した容量を超過して追加したデータ容量では、使える期間が異なります。

 当月余ったデータ容量追加したデータ容量
Dタイプ翌月末まで3ヵ月後の末日まで(例:5月購入→8月末日まで)
Aタイプ翌月末まで翌月の末日まで(例:5月購入→6月末日まで)
Sタイプ翌月末まで3ヵ月後の末日まで(例:5月購入→8月末日まで)

データ容量超過後の通信速度

契約しているデータ容量を超過すると速度制限を受けて、通信速度は200kbpsになります。

月間通信容量超過以外に、さらにそれぞれのタイプで以下の条件で速度制限があります。

Dタイプ低速通信で直近3日あたり366MBの通信量を超過
Aタイプ直近3日あたりの通信量が6GBを超過
Sタイプ3日あたりの通信量がプラン毎にQTモバイルが定める通信量(不明)を超過

低速通信を利用して速度制限を回避する

QTモバイルにはアプリがあって高速通信のON/OFFを切り替えることができます。

これによって、普段のメールやLINEは低速通信を使えばデータ容量の消費を抑えることができます。

同一名義(BBIQ契約)による複数回線契約の上限数

同一名義で複数回線契約できます。

Dタイプのみ特殊で、合計10回線の契約ができます。

Dタイプ音声:最大5回線、データとデータ(SMS):合わせて最大5回線
Aタイプ音声とデータ(SMS):合わせて最大5回線
Sタイプ音声とデータ:合わせて最大5回線

QTモバイルはシェアSIMプランがない

独立した複数回線の契約はできますが、シェアSIMプランがありません。

そのため、大容量のプランを申し込んでも複数のSIMでデータを分け合うことができません。

QTモバイルを申し込むのにかかる初期費用

契約事務手数料

契約事務手数料は3,000円です。

SIMカード発行手数料

SIMカード発行手数料390円かかります。

会員登録料

QTモバイルを利用する人は会員登録料(BBIQ利用料)が無料になります。

初期費用は合計3,390円となります。

利用開始月の費用

初月の月額料

開始日から月末までの日割り計算です。

データ容量

データ容量も開始日から月末までの日割り計算です。

1ヶ月分すべてはもらえません。

QTモバイルのMNP転入・転出と解約

MNP転入

MNP転入はMNP予約番号の有効期限が10日以上残っている必要があります。

MNP転入手続き手順
  • 転出元でMNP予約番号を取得
  • QTモバイルで申し込み
  • SIM到着後、QTモバイルWEBサイトでMNP手続き
  • 手続き完了後、転出元との契約は解約

QTモバイルにMNP転入するとできなくなること

これまで使っていたキャリアメールが使えなくなります。QTモバイルで新しいメールアドレス(***@〇○〇.bbiq.jp)がもらえます。

必要であればAPN設定

いま使っているスマホが、自動的にQTモバイルのAPN設定をしてくれない場合は、手動で設定する必要があります。iPhoneは「APN構成プロファイル」をインストール、Androidスマホは以下の設定をすれば、つながります。ちなみに、AndroidスマホはSタイプを使うことができませんので、設定はDタイプとAタイプのみです。

Dタイプ
名前任意(QTmobileなど)
APNvmobile.jp
ユーザー名qtnet@bbiq.jp
パスワードbbiq
認証タイプPAPまたはCHAP
Aタイプ
名前任意(QTmobileなど)
APNmineo.jp
ユーザー名qtnet@bbiq.jp
パスワードbbiq
MCC440
MNCVoLTE SIMを利用しない:50
VoLTE SIMを利用する:51
認証タイプCHAP

MNP転出

 転出料その他
Dタイプ3,000円
Aタイプ2,000円利用開始月を含む13ヶ月以内の転出は契約解除料9,500円がかかります
Sタイプ2,000円利用開始月を含む13ヶ月以内の転出は契約解除料9,500円がかかります

解約について

解約月は満額支払いです。

QTnetお客さまセンターQTモバイルお問合せ窓口(0120-986-008)に連絡します。

Dタイプ25日までに連絡すれば当月末に解約。25日以降なら翌月末に解約
Aタイプいつ連絡しても当月末の解約
Sタイプ25日までに連絡すれば当月末に解約。25日以降なら翌月末に解約

解約違約金

Dタイプ利用開始月を含む12ヶ月以内の解約は契約解除料がかかります
契約解除料:(12ヵ月-利用開始月を0ヵ月とした利用月数)×1,000円
Aタイプ解約違約金はありません
Sタイプ解約違約金はありません

QTモバイルにMNP転入すればいいのは月末?

QTモバイルの初月は日割計算なので転入したときからの費用を支払うだけですみます。

そのため、いつ始めても問題ありません。

音声SIMを2枚持ちたいというケースはたくさんあります。

夫婦で持つ、親子で持つ、パートナー同士で持つなど、それぞれが音声SIMが1枚ずつ持つ必要がある場合、QTモバイルは1年間非常に安く利用することができます。

10分以内のかけ放題も850円/月と高くありません。

長電話が大好きという人は無制限(2,500円/月)のサービスもあります。

SIMフリーでないスマホでも、ドコモ・au・ソフトバンクそれぞれのSIMが用意されているので、新しく端末を購入する必要がなくお財布にも優しいです。

まとめると、QTモバイルにはつぎのようなメリットがあります。

QTモバイルのメリット
  • ドコモ・au・ソフトバンクの三大キャリアすべてに対応している
  • 初月が日割り計算なのでいつ始めても無駄がない
  • 高速/低速通信の切り替えができるのでデータ容量の消費を抑えられる
  • 新しいメールアドレスをもらえる
  • キャリアで購入した端末でもそのまま使えるのでコストを低く抑えられる

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