生活費が上昇するなか、毎月必ずかかる通信固定費だけでもとりあえずなんとかしたいという人は少なくありません。
月額1,000円のスマホ料金プランをまとめてみました。
月額1,000円の料金プラン
電話メインで選ぶ
電話をかけることがメインの場合、LINEMOや楽天モバイルになります。
LINEMOは1年間だけですが、5分かけ放題が無料です。標準の「電話」アプリを使えます。
楽天モバイルは国内通話料が無料です。ただし「Rakuten Link」アプリを使う必要があります。
通信速度はとくに問題ありません。LINEMOはソフトバンク回線、楽天モバイルは楽天回線またはau回線を利用しています。楽天モバイルのau回線は「my 楽天モバイル」アプリで高速/低速の切り替えが可能です。ただし低速にしてもデータ消費はノーカウントになりません。
コスパ重視で選ぶ
何よりもコスパが大事であれば、HISモバイルや日本通信SIM、nuroモバイル、IIJmio、y.u mobileなどがいいかもしれません。
HISモバイルは料金プラン「自由自在」を使うと、月額料がかなり安くなります。このプランは従量制で、100MB未満なら290円、1GB未満で550円、3GB未満で770円、7GB未満で990円です。
日本通信SIMも従量制です。基本料1GB290円でスタートし、追加データ量は1GBごとに220円。4GBで990円になります。
nuroモバイルは5GB990円。さらに、Gigaプラスがあり3か月ごとに3GBの無料プレゼントがあるので、実質ひと月6GB使えて990円です。
IIJmioは4GB990円。3GB990円が多いなか、1GB多く使えるというメリットがあります。
y.u mobileは使い切れなかったデータ容量が無期限で貯まります。データ容量も5GBとコスパよし。
これら5社はすべてMVNOです。利用している回線はHISモバイル・日本通信SIM・y.u mobileがドコモ回線、nuroモバイル・IIJmioはドコモ・au回線です。
無制限で選ぶ
容量を気にせず使いたいなら、mineoの一択です。
mineoの料金プラン「マイそく」を使うと、平日昼のピークタイム以外は最大速度1.5Mbps、データ容量無制限になります。
最大速度1.5Mbpsでも、Webサイト閲覧、音楽ストリーミング、動画視聴など基本的なことは行なえます。ただし、ピークタイムは32kbpsしかありません。
速度がもっと欲しいときは、1回330円支払えば、速度制限のまったくかかっていない通常速度での利用が可能になります。
mineoが利用している回線はドコモ・au・ソフトバンクです。
セットで選ぶ
スマホと他サービスの組み合わせで選ぶなら、UQモバイルやJcomモバイルがあります。
UQモバイルでは、電気やインターネットサービスとの組み合わせでスマホ料金の割引を受けられます。「自宅セット割」といいますが、データ容量3GBの料金プランでは1,628円が990円に。家族もUQモバイルに入っていれば、全員が割引対象です。
Jcomモバイルでは、テレビやインターネット、電話、電気などのサービスを利用することでスマホのデータ容量が5GBに増えます。契約者全員のデータ容量が増加します。余ったデータは翌月に繰り越せます。
UQモバイルとJcomモバイルが利用しているのはau回線です。
複数回線契約で選ぶ
家族など複数回線契約で選ぶなら、ワイモバイルも考慮の余地ありです。
ワイモバイルは2回線目以降は990円。Yahooプレミアム会員なら、「Yahooプレミアム for Y!mobile」に入ることで、会員費508円を無料にできます。もちろん、プレミアム会員特典のPayPayポイント+2%つきです。
Enjoyパックは月額550円かかりますが、YahooショッピングやPayPayモールで使える500円クーポン、Enjoyパック会員特典のPayPayポイント+5%、データ容量1GB分の550円クーポンがついています。
ワイモバイルが利用する回線はソフトバンク、月額料はPayPayポイントで充当可能です。
まとめ
月額1,000円でそこそこのデータ容量が使える料金プランが増えています。物価はこれからますます上がっていくことが予想されるので、料金プランを再考し、通信固定費を少しでも抑えてみるのはいかがでしょうか。
コメント欄