最新iPhoneは楽天モバイルが安いってホント?らしい

これまで楽天モバイルは、最新iPhoneを4キャリアのなかで一番安く販売することを戦略の1つとしてきました。

しかし、アップルによるiPhone価格の値上げを受け、楽天モバイルも端末価格を上げざるを得なくなり、2022年7月6日に楽天モバイル公式楽天市場店で、7月8日に楽天モバイル公式サイトと実店舗において販売価格の改定を行っています。

それで、今でも最新iPhoneを購入するのは楽天モバイルが一番安いのか?を検証してみました。



端末購入サポートプログラムを利用する

各キャリアは、できるだけ多くのユーザーに自社でiPhoneを買ってもらうための施策として、端末を購入するさいのサポートプログラムを提供しています。

各キャリアの端末購入サポートプログラム
  • 楽天モバイル
    • iPhoneアップグレードプログラム
      • 分割払い:最低24回(48回払い)
      • 早期返却:不可
      • 機種変更またはプログラム解約時に事務手数料3,300円の支払いが必要
      • プログラム利用で楽天ポイント5,000pt贈呈
      • 回線契約不要
  • ドコモ
    • いつでもカエドキプログラム
      • 分割払い:最低23回(残価設定型24回払い)
      • 早期返却:可能。購入月の翌月以降 ※分割払いの免除なし
      • 早期返却特典:返却した月の翌月分以降、分割支払金の減額割引あり
      • 回線契約不要
    • スマホおかえしプログラム
      • 分割払い:最低24回(36回払い)
      • 早期返却:可能
      • 回線契約不要
  • au
    • スマホトクするプログラム
      • 分割払い:最低23回(残価設定型)
      • 早期返却:可能。購入月を1か月目として13か月目以降 ※分割払いの免除なし
      • 回線契約不要
  • ソフトバンク
    • 新トクするサポート
      • 分割払い:最低24回(48回払い)
      • 早期返却:可能。購入日が属する請求月から数えて13か月目以降 ※分割払いの免除なし
      • 回線契約不要(店舗で購入時)

すべてのプログラムにおいて回線契約は不要です。そのため、iPhoneは購入サポートプログラムを利用して手に入れ、回線は他社(サブブランドやMNVOを含む)と契約、という方法も可能です。

注意点:ドコモ・au・ソフトバンクは、購入したiPhoneの早期返却が可能ですが、だからといって分割払いがなくなるわけではありません。早期に返却しても、規定(23回ないし24回分)の分割払いは残ります。

iPhone価格比較表

2022年7月13日、ソフトバンクが価格改定を行いました。

2022年7月15日、ドコモとauが価格改定を行いました。

2022年7月22日、楽天モバイルが価格改定を行いました。

2022年7月22日時点(価格変動あり)

楽天モバイルが特別価格に

2022年7月22日、楽天モバイルはiPhone 13シリーズ、iPhone SE(第3世代)、iPhone 12、iPhone 12 miniの価格を改定したので、さらに安く購入可能です。

そのため、「iPhoneアップグレードプログラム」を使うと「4キャリアで最安」になります。

機種変更やプログラム解約時に事務手数料3,300円を支払うことになっても、他社より全体コストを低く抑えられます。

4キャリアで最安を維持

楽天モバイルが特価キャンペーン(終了日未定)で最新iPhoneを販売するようになったため、「4キャリアのなかで最安」となりました。

最新iPhoneは高くなっているので購入を諦めている人もいますが、端末購入サポートプログラムをうまく利用すれば、2年以内という期限つきで、購入金額をなんとか手に届く範囲にまで下げることが可能です。

また、未使用品などを含めると、4キャリア以外の通信会社でも購入することができます。その販売価格については別の記事で書きたいと思います。

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