楽天モバイルUN-LIMITは楽天回線(BAND3)がつながらないエリアでau回線を利用できます。UQモバイルはauのサブブランドとして、当然au回線を利用しています。ともに、auのメイン回線を使うため、ピークタイムの速度低下がほとんど起きません。
楽天回線(BAND3)のエリアは拡大中とはいえ、全国レベルとは言い難く、楽天回線エリア外ではau回線に頼らざるを得ません。そうなると、やはりUQモバイルのほうがいいのでしょうか。検証してみます。検証対象とするのはUQモバイルの「スマホプランR」です。
それぞれの特徴を教えてくれ。
月間データ容量
楽天モバイルUN-LIMITで使えるau回線のデータ容量は5GB。残った容量は繰越ができません。5GBを使い果たしたあとの速度は最大1Mbpsに制限されます。データ容量のチャージはできません。低速モード機能はありません。
UQモバイル「スマホプランR」で使えるデータ容量は10GB。残った容量は翌月に繰り越すことができます。10GBを使い果たしたあとの速度は最大1Mbps。データ容量チャージは、100MB(税込220円)、500MB(税込550円)でできます。低速モード機能があり、最大1Mbpsで通信可能。
楽天モバイル | UQモバイル | |
---|---|---|
容量 | 5GB | 10GB |
データ繰り越し | × | ◯ |
データチャージ | × | ◯ |
低速モード | × | ◯ |
子回線
楽天モバイルは1つのIDに1回線のみ。
UQモバイルは、1つのIDに10回線。最大9回線の子回線を持つことができます。同一姓・同一住所ノコ回線、離れていても家族であることが証明できる子回線は、毎月月額が500円引きになります。
楽天モバイル | UQモバイル | |
---|---|---|
子回線 | 0 | 最大9回線 |
割引 | なし | 500円引き |
電話かけ放題
楽天モバイルUN-LIMITは「Rakuten link」アプリを使うことで、国内通話が24時間すべて無料となります。「Rakuten link」アプリを使った通話はデータ消費量0。また、データ容量を全て消費しても、通常速度でのメッセージ受送信や通話が可能です。
UQモバイルは1700円(税込1870円)の24時間かけ放題、700円(税込770円)の10分かけ放題、500円(税込550円)の最大60分通話のオプションがあります。
楽天モバイル | UQモバイル | |
---|---|---|
24時間 | 0円 | 1700円 |
10分かけ放題 | - | 700円 |
最大60分通話 | - | 500円 |
月額料金
楽天モバイルは月額2980円(税込3278円)ですが、1年間無料キャンペーン実施中。契約事務手数料は3000円(税込3300円)。ただし、「Rakuten link」アプリの利用で3300円分の楽天ポイント還元、さらに、3000円分のボーナスポイントあり。
UQモバイルも月額2980円(税込3278円)。
楽天モバイル | UQモバイル | |
---|---|---|
月額 | 2980円 | 2980円 |
キャンペーン | 1年間無料 | - |
ポイント還元 | Rakuten link利用で 6300円分 | - |
まとめ
まとめると楽天モバイルとUQモバイルの特徴は、このようになります。
楽天モバイル | UQモバイル | |
---|---|---|
データ容量 | - | ◯ |
低速モード | - | ◯ |
子回線 | - | ◯ |
かけ放題 | ◯ | - |
料金 | ◯ | - |
データ容量重視、親子回線重視であればUQモバイルになりそうです。電話をよくかける、1年間無料で使いたい、ポイント還元が欲しいという人は楽天モバイルです。
楽天モバイル「UN-LIMIT」もUQモバイル「スマホプランR」も魅力的なプランなので、生活スタイルに合わせて選んでね。
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