子どもと連絡を取るため、介護用として居場所確認するためなど、いまでもデータ通信専用SIMは使いみちがあります。タブレット用として使うこともできます。
データ通信専用SIMのなかで、通信速度が安定しているのはOCNモバイルです。そして、OCNモバイルONEからSIMの提供を受けているイオンモバイルも使えます。
3GB・6GB・10GBであれば供給元のOCNモバイルONE、1GB~50GBまで容量を細かく指定したいならイオンモバイルを選びましょう。
OCNモバイルONEは速度が安定している
OCNモバイルONEは速度が安定しており、MM総研の通信品質調査でも総合1位の評価を獲得しています。
イオンモバイルは、OCNモバイルONEからデータ通信専用SIM(タイプ2)の供給を受けており、同様の品質が保たれています。
イオンモバイルのSIMについて
イオンモバイルはOCNモバイルONE以外にIIJmioからもSIMを提供してもらっているので、SIMは2種類(タイプ1・2)があります。
IIJmioから供給されているSIMはタイプ1で、音声通話も可能です。OCNモバイルONEから供給されているSIMはタイプ2で、データSIMしかありません。
音声通話不要でデータ通信だけの場合は、通信速度が安定しているタイプ2をおすすめします。
OCNモバイルONEとイオンモバイルの料金表
OCNモバイルONEとイオンモバイルの料金表を紹介します。
初期費用
OCNモバイルONE | イオンモバイル | |
---|---|---|
契約事務手数料 | 3,300円 | 3,300円 |
SIMカード手配料 | 433円 | 0円 |
OCNモバイルONEは契約事務手数料のほかに、SIMカード手配料もかかります。
容量別月額料金
OCNモバイルONE | イオンモバイル | |
---|---|---|
1GB | 770円(音声) | 528円 |
2GB | 748円 | |
3GB | 858円 990円(音声) | 858円 |
4GB | 968円 | |
5GB | 1078円 | |
6GB | 1188円 1320円(音声) | 1188円 |
7GB | 1298円 | |
8GB | 1408円 | |
9GB | 1518円 | |
10GB | 1628円 1760円(音声) | 1628円 |
12GB | 1738円 | |
14GB | 1848円 | |
20GB | 1958円 | |
30GB | 3938円 | |
40GB | 5038円 | |
50GB | 6138円 |
イオンモバイルは、10GBまでは1GBごとに容量設定できるのが強みです。
OCNモバイルONEの場合、データ通信専用SIMの料金プランは3GB・6GB・10GBの3種類ですが、音声通話SIMを使えば1GBの契約も可能です。
データ容量繰り越し可能
OCNモバイルONEもイオンモバイルも、余ったデータ容量は翌月末まで繰り越せます。また、容量プランの変更もできるので、たくさん余るときは翌月のプランを変更して月額料金を抑えることも可能です。
SIMフリールーターやスマホを用意する
OCNモバイルONEとイオンモバイル(タイプ2)はドコモ回線を利用しています。スマホはドコモ端末またはSIMロック解除済み端末、SIMフリースマホを使いましょう。
NECのAterm MP02LNやAterm MR05LNなどSIMフリールーターも使えます。
スマホやルーターを購入するときは、BAND1、3、19に対応しているものを選んでください。
まとめ
サブ回線として、子供用・介護用としてデータ通信専用SIMを使いたいという要望は少なくありません。OCNモバイルONEの通信速度は安定しており、十分の速さを保っているので、まずはこちらを選べば問題ないでしょう。
容量プランを細かく変更したい場合、10GB以上の容量が必要な場合はイオンモバイルを選んでください。
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