音声通話SIM3GBなら楽天モバイル・OCNモバイルONEがコスパよし

2021年4月からキャリアをはじめ、格安SIM各プロバイダが新プランを発表し、月額料金を下げてきました。現在のコロナ禍で在宅ワークをしていると、スマホのデータ容量もほとんど消費しませんし、乗り換えやプランの見直しを考えている人も多いのではないでしょうか。

この記事では、音声通話SIM(データ容量3GB)の月額料金を確認し、毎月の出費を抑えることのできる”使える”プロバイダをピックアップしています。参考にしてくださればと思います。



音声通話SIM(データ容量3GB)の月額料金

6GBはいらないけど、1GBだと心細いという人にぴったりのデータ容量3GB。ほとんどのプロバイダが用意しています。(2021年6月2日現在)

プロバイダ月額料金回線
LinksMate902円D
OCNモバイルONE990円D
楽天モバイル1078円
イオンモバイル1298円D,A
BIGLOBEモバイル1320円D,A
Fiimo1430円D,A
QTモバイル1540円
1705円
1980円
D
A
S
UQモバイル1628円
日本通信SIM1738円D
IIIJmio1760円D,A
Ymobile2178円
au3278円
ソフトバンク5478円
LINEMO
mineo
LIBMO
D:ドコモ回線、A:au回線、S:ソフトバンク回線

楽天回線エリア内であれば楽天モバイル

楽天モバイルのデータ容量3GBは1,078円。楽天回線のエリア内に住んでいるなら、楽天モバイルでかなりの節約が望めます。

データ容量は1GBまでなら無料、3GBを超えても20GBまでなら2,178円、それ以上はデータ容量無制限で3,278円。初年は3ヶ月間月額料が無料の特典つきです。5G利用の追加料金もありません

国内電話は専用アプリ「Rakuten Link」を使うと通話料0円。電話をかける機会が多い人にとっても魅力的なプランです。

さらに、事務手数料・解約手数料・MNP転出料がすべて0円。入るときも出るときも費用がかからないのは節約心を踊らせます。

ただ、楽天モバイルに対応していないスマホもあるので、自分の端末が楽天モバイルを使えるか販売端末一覧で確認してください。

また、住んでいるところが楽天回線のエリア内かどうかも 公式サイトで調べておきましょう。

楽天ポイントがもらえるキャンペーンを随時しているので、楽天経済圏の人は要チェックです。

ドコモ回線ならOCNモバイルONE・LinksMate

ドコモ回線を利用する格安SIMのなかではOCNモバイルONE

月額料金990円は楽天モバイルよりも安く、通信エリアは全国網羅、楽天回線圏外の人でも使えます。

OCNモバイルONEは通信速度に難がありましたが、いまは改善されており、昼や夜の混雑時でも十分の速度を確保しています。MM総研が実施した「2020年10月MVNOネットワーク品質調査」の通信速度の調査でも、高い結果を残しています。

当月余ったデータ容量は翌月末まで使えます。もし翌月もあまり使わないようなら、当月末に翌月のコース変更をしてもよいでしょう。変更は月1回のみ(月末日を除く)ですが、1GBコースなら770円で利用可能です。そして、必要なら翌月に翌々月のコースを3GBにまた戻せます。

初期費用として事務手数料3,300円、SIM手配料433円がかかりますが、Amazonで事務手数料が無料になるエントリーパッケージが300円で販売中です。

最低利用期間、解約手数料、MNP転出料はありません。

OCNモバイルONEのもう一つの魅力は、スマホセットで購入できる端末が安いこと。残念ながら、エントリーパッケージは利用できませんが、最新スマホでも破格の値段で売られていることがあります。

定期的にセールを開催していて、Andoroid端末だけでなくiPhoneも購入可能。

OCNモバイルONEの端末セットはコチラ

ドコモ回線ならLinksMateも安い

LinksMateの月額料金902円はOCNモバイルONEよりも安く、全体のなかで最安です。

新規契約事務手数料、MNP転出料は無料、最低利用期間もありません。ただし、送料は1,100円(沖縄を含む離島は2,200円)、プラン解約手数料が3,300円かかります。プラン解約手数料とは、LinsMateを完全解約したときに発生する料金です。

余ったデータ容量は翌月末まで繰越し可能なので、当月余った容量が多い場合、翌月の月間データ容量を減らせば月額料金を下げられます。1GBは737円、2GBは770円。

当月末までに変更すると、翌月から変更された容量で利用可能です。ただし、末日変更は翌々月の適用になります。

カウントフリーオプション(550円/月)を使うと、対象のアプリやコンテンツの通信量カウントが90%以上OFFになります。対象となるのはゲーム、さらにABEMA、AWA、U-NEXT、Instgram、Twitter、Fecebookなどです。

LinksMateは運用費が安いので、通信固定費をできるだけ減らしたい人にとってかなり有力な選択肢となるでしょう。

au回線ならイオンモバイル・BIGLOBEモバイル

au回線を利用するなら、イオンモバイルとBIGLOBEモバイル。値段的にもここまでが許容範囲です。イオンモバイルは1,298円、BIGLOBEモバイルは1,320円。

イオンモバイルのSIMはイオンでも購入可能。対面購入のほうが安心できるという人にとっては大きなメリットです。

初期費用は3,300円、最低利用期間、解約金、MNP転出料はありません。

PayPayモールでエントリーパッケージが購入可能です。金額は3,300円と変わりませんが、PayPayボーナスやTポイントが付与されるので、パッケージを購入してから申し込むほうがお得。ダウンロード版のため、すぐに利用できます。

余ったデータ容量は翌月末まで繰越可能、データ容量プランが10GBまで1GB刻みなので、細かな変更に対応できます。

BIGLOBEモバイルはドコモ回線もありますが、ドコモ回線ならもっと安いプロバイダがあるので、選ぶとすればau回線SIMです。

初期費用として、プラン申込手数料3,300円とSIMカード準備料433円がかかります。こちらは Amazonでダウンロード版エントリーパッケージが購入可能。購入額は350円でプラン申込手数料が無料になります。

利用開始月の月額料は無料。ただし最低利用期間は12か月、その期間中の解約は1,100円の解約料がかかります。MNP転出料はありません。

ソフトバンク回線はQTモバイル

QTモバイルのソフトバンク回線SIMは、ソフトバンクiPhoneをSIMロック解除なしで使いたい場合の選択肢となります。

iPhone・iPadのみ対応ソフトバンクのAndroid端末でも利用できないという悲しい現実があります。

Sタイプでご利用できる端末は、iPhoneおよびiPadのみとなります(Android端末は対応しておりません)

QTモバイル よくある質問から

月額料金は1,980円と高めなので、あえて購入する必要があるのかという疑問も残ります。そのため、ソフトバンク端末はSIMフリー化して使うほうがいいでしょう。

音声通話SIM(データ容量3GB)なら楽天モバイル・OCNモバイルONE

ステイホームで家にいる時間が増えているいま、3GBというちょうどいい塩梅のデータ容量を低価格で利用できるプロバイダを紹介しました。

このクラスでは、楽天モバイルとOCNモバイルONEがおすすめしたい商品です。

楽天モバイルは通信エリアがまだまだ拡大途上ですが、楽天回線エリア内に住んでいるのであれば、一度は試してみてもいいSIMです。

初期費用0円、MNP転出料0円、最初の3ヶ月は月額料0円なので、使ってみて不都合があっても別のプロバイダに移行するハードルが高くありません。

1GBまでなら月額料無料、音声通話料は「Rakuten Link」を使えば、国内通話が固定・携帯関係なく無料になります。

OCNモバイルONEは月額料金が安く1,000円以下ですが、安定した速度を保っています。ドコモ回線SIMなので、au端末やソフトバンク端末はSIMロックを解除してお使いください。

国内通話は、専用の通話アプリ「OCNでんわ」を使わなくても30秒11円でかけることができ、便利でお得になりました。

Amazonでエントリーパッケージを300円で購入すると、契約事務手数料が無料になります。(ただしスマホ同時購入には利用できません。)

どちらのSIMを使うか迷う場合は、楽天回線エリアなら楽天モバイル、楽天回線圏外ならOCNモバイルONEと考えてもよいと思います。

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